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「私の経歴と健康的な住まいについて」

私は子供のころから憧れていた大工の道を目指しました。大工の修行を終え、本格的に健築の仕事に入り始めだしたのは昭和45 年、当時の日本は高度経済成長を迎え、各地で在来工法は元より、プレハブ造、RC造など様々な工法の建築が、全国各地で勢いよく建てられていました。
私はそれらの物件に携わる中で、なぜか次第に肺の具合が悪くなって来たのでです。
その原因は何かと考えるうちに、ひょっとしたら当時出始めた新建材の影響ではと、疑問を抱くようになりました。
そうこうしているうちに、新築物件で体調不良を訴える人が増えだし、調査機関によって検証が進むと建材、塗料接着剤などに含まれる化学物質が原因である事が分かってきました。
その現象は「シックハウス症候群」と呼ばれました。私はその後、工務店を起業しました。
仕事を続けていくとある日、他社で建てられた方から、体調不良で苦しんでいるとの相談がありました。早速住まいを拝見させていただくと、内壁の一部が家カビで侵されていたのです。「家カビ菌が原因かもしれません」とその処理方法をお話しした後、仕上材から下地ボードまで取り除き、壁内の防カビ処理を行ない修復しました。すると、お客様のその症状は和らいでいきました。その後、他の方からも同じような相談が多くあり「このまま事後処理と対応を行なっているだけでいいのか」との思いになり、病気を生む家から学び「健康的な住まい」について、真剣に取り組む事となったのです。

新直下塗り工法への挑戦

私は『日本の住まいは人の健康を犯しているのではないか、このまま手をこまねいてはいけない。何とかしたい』と考えるようになり、シックハウスや家カビにも有効な直塗り塗財の開発へ向けての挑戦が始まりました。しかし、開発には専門知識や研究開発環境が必要ですが、幸いにもご協力して下さった静岡大学教授の吉田先生から、接着と調湿性についての知見を得る事が出来ました。
その後、試行錯誤を繰り返し数年後の2001 年、念願の内装仕上材「直塗り工法塗り壁」として完成しました。このタイミングで追い風となったのが、シックハウス法の施行でした。此の新法の影響もあり、室内空気改善について関心が全国的に高まっていく中、業界紙にも注目され「健康住宅と全室塗り壁の家」のモデルハウスとしてプレスリリースされました。
すると、全国から多くの工務店設計士の方からの問い合わせと来社が集中し、対応に追われた時期がありました。

塗り壁施工法の改革

私が考案した「直下塗り工法」の特徴は、下地に中塗りを必要としない一発塗りを可能にしたことです。
しかし、直下塗り(薄塗り) の弱点は下地が透けやすいこともあり、これまでの塗り壁において標準施工である平滑な仕上げ工法の固定観念に捉われず、私は下地の透けをカバーできる「コテムラ施工」を標準とする施工法を塗財と同時に考案したのです。
その施工法と塗財は、左官材と違う内装仕上げ塗財として認知されて行きました。
こうして、第一期の新塗財の普及が進み誰もが「我が家に帰りたい」と思うような健康住宅に必要な内装仕上げ塗財として、多くのお客様より喜んでいただけました。

直下塗り工法に新たなカベ

ところが、順風満帆なスタートと思いきや、予想もしなかったクレームが起きたのです。
クレームの多くが下地を要因とする目地からの割れでした。現場を数多く経験してきた私が「直塗り工法」を推奨するにあたり、仕上がりを大切にしたことが有ります。それには、割れにくい目地処理を習得してから作業するという事でした。
「新塗財」を提供する施工者は、必ず施工要領の研修を受講して頂くことを決めました。主な研修内容は塗財の特徴、下地処理の座学と施工実習の両論でした。
私は、新塗財に挑戦した試みを伝える事の難しさをこの後知るのでした。ほとんどの方が初めて触れる塗財と、直塗り工法が従来の施工方法と違う事、そして多くのベテランの職人さんは自分の仕事にプライドもあり、過去行なってきた経験を元に「これでよかれ」と施工されることが多かったのです。結果、研修内容と異なる施工によるが元でクレームが起きてしまいました。ほとんどは施工方法に問題があったのですが、それでも私はそれらの施工によるクレーム対応の為に全国を飛び回ったのです。それは精神的にきつい日々でした。しかし私には自信がありました。塗財に関しては、問題が無いことを確信していたからです。
以上の多くの経験は教訓と知見となり、今では私の大きな財産となっています。

次のステップへの挑戦

次に改善すべきことは、コスト削減の為施工性を上げることへの課題が見えてきたのです。
私には、開発当初よりご指導、ご協力頂いています吉田先生と共に育てて来ました製造レシピは、対象物に長期に渡り接着した上で調湿性を損なわない、安全性に優れた塗財が必要である事を確認できた事、そして様々な体験を乗り越え得た知見があります。
これは私の大切な財産です。
このような財産を活かすのは、私の使命だと思いました。
こうして、施工性に優れた新塗財として開発されたJAPAN WALL はコストダウンに貢献する施工性に優れた内装仕上塗財として、皆様にご案内する運びになりました。

次世代のクリーム塗財 JAPAN WALL は人財を育てる塗財

私は今後更に、深刻化する職人さん(左官)不足の対応策の一つとして有効と考え、施工性を重視したのです。特にリフォーム現場では多種の仕事をこなせる「多能工職」が求められて来ています。
その為に、JAPAN WALL の特徴である優れた施工性を活かせる様コテ以外に、ローラー、吹き付け当に対応できる様、開発に注力しました。
施工性向上を追求する上で、従来のコテ仕上げ以外に、ローラー仕上げをJAPAN WALL の標準施工モデルとしています。
ローラー仕上げは、透けムラ防止や多彩なテクスチャー表現も可能にし作り手や、住まい手の感性を刺激し、やりがいを生む事が出来ます。
JAPAN WALL の優れた施工性は、施工単価を安定させることにつながり「いいものを安く」のニーズに、しっかり貢献できると思います。
現場は人が主役です。JAPAN WALL の付加価値には人を育てる塗財という側面があり、私はそこに携わる人達は人財と考えます。
JAPAN WALL が果たせる役割があります。
室内空気改善と共に空間デザイン等に大いに魅力を発揮でき「情緒ある室内空間」を提供します。

「誰の為に何を」JAPAN WALL は地域工務店の支えになる

JAPAN WALL をどのようにして販路を広げていくのかを考えました。
考えるにあたり必要なことは、住宅業界の現状と未来をかけ合わせながらそこに、私の経験を活かす事は出来ないかと思いました。
昨今の自然災害復興を見るにつけ、いざというときの地域工務店の存在や、役割がいかに大きいかを目の当たりにします。
そして、JAPAN WALL は競争のない事業展開を提案し、地域工務店の支えになり、地域の支えになると信じています。

「塗財」への拘り

新塗財JAPAN WALL の呼称を「塗材」から「塗財」と表現していることについてです。
「財」というと一般的には「経済的価値のあるもの」という解釈になります。
私はJAPAN WALL には、単なる仕上げ塗材としただけでなく、多くの付加価値「財」を生み出す塗財に育ってほしいとの願いがあります。
そこには、共通の付加価値「財」を生み出す源泉があると信じています。
「塗財」は新たな日本の暮らしを育む、唯一無二の存在になる事を願っています

JAPAN WALL の名称への思い

新塗財の名称をJAPAN WALLとした背景には 、国内で製造されたモノを地域の方に使っていただき喜んで頂きたい。
それと「日本の気候風土に適した情緒ある住まい造りに、JAPAN WALL が使われてほしい」という願いを込め、JAPAN WALL としました。

最後に

これまで心を寄せて頂いた方々には、感謝の言葉しかありません。
地域の皆さまの社会課題解決への取り組みに、新塗財JAPAN WALL が、お役立出来ればとメッセージしました。
JAPAN WALL は、価値観や倫理観を共有する、顔の見える人間関係のネットワークを目指します。
最後に皆様と一緒に未来への扉を開くことができることを願っています。


潟uルーオーシャン 柴田 憲

家カビの危険性を考える

初めに
私達の室内空気環境はますます悪化の一途をたどり、不健康な方向にむかっています。
その原因として、地球の温暖化と建物の構造にあると考えられます。そして現在、日本の建物に多く使われて
います内装仕上げ材の一部が、壁内結露と家カビ発生の要因となっています、その様な環境下で長期に渡り
家カビを体内に取り込んでしまった場合、呼吸器喘息、皮膚アレルギー、蓄膿症、肺炎等日常生活に支障を
きたす危険性があります。
この様な家カビ菌による被害は子供さんの学力の低下、そして成人の労働力の低下は日本の経済、国益にかか
わる深刻な問題と捉えています。

必要性
家カビ菌の原因となる多くは、建物の北側の内壁部や、特にコンクリート造り(マンション、アパート)の建物等、そして、調湿しにくい内装仕上げ材で施工された物件は結露しやすく、壁内がカビ菌の温床となっている場合が多く、この様な環境下においてカビの胞子を吸い日々暮らしていますと、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、蓄膿症、結膜炎、肺炎、肺ガン等の原因となるやっかいな菌であることを認識して下さい。

カビの害
空気中に浮遊するカビの胞子を吸い込むことによって、気管支喘息、アレルギー性鼻炎、蓄膿症、結膜炎、肺炎等が引き起こされます。また、夏季には夏型過敏性肺炎を引き起こす原因といわれています。夏型過敏性肺炎を起こすと、発熱、咳、息切れなどの症状が出てきます。(風邪と間違えやすい。)他にも皮膚炎、シックハウス症候群などをあわせて引き起こす、やっかいな菌であることを認識してください。

「カビ」とは
 一般的にカビとは、糸状の菌糸先端から栄養や水分を吸収しながら伸びる真菌と呼ばれる微生物の一群です。酵母やキノコも含まれます。カビの種類は、8万種以上がありますが、その中には有益なカビや有害なカビがあります。目に見えてカビの発生に気づくのは、この菌糸が伸びて菌糸体となった時です(真菌の集落コロニー)。
汚いものを指す言葉に「バイキン」があります。「バイキン」は「黴菌」と漢字で書きますが、その「黴」は「カビ」のことです。人間にとって有害な「カビ」や「菌」の総称を「バイキン」といっています。

「カビ」はなぜ生えるのか
カビは温度15〜30℃(20℃超で激しく繁殖)、湿度70〜95%(80%超で激しく繁殖)で酸素や栄養分がある環境で生育します。
日本では、夏がカビの繁殖時期ですが、最近の住宅は冬でも室温が高いため、結露がしやすくなり、カビの繁殖は冬でも起こるようになってきました。
カビは生育条件が揃うと一気に繁殖し、空気中に胞子が多く漂い始めます。

建物内によく見られる「カビ」
建物内によく見られるカビは、クロカビ、コウジカビ、アオカビ、アカカビ、ススカビなどです。同じ建物内でも場所
や湿度によって生育するカビの種類と数は異なります。

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無垢の木は植物オイルで生かす
無垢の木と塗り壁の家

<平成4年〜6年までモデルハウスとして使用>

▲外観

▲2階リビング

内部の木部(床、家具、建具、構造等)は全てオリジナルの植物オイルで塗り、ヌカ袋で仕上げております。

木と塗り壁のバランス

▲1階リビング

▲2階寝室

▲1階和室

▲2階リビング

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JAPAN WALLの5大特徴 ★★★★★

 ★1 

JAPAN WALLはふわっふわで柔らかなクリーム状なのでとっても塗りやすい

 ★2 

JAPAN WALLはコテでもローラーでも塗りやすい

 ★3 

JAPAN WALLは薄塗りでだれでも簡単に塗れる

 ★4 

JAPAN WALLは施工性に優れているのでコストダウンに貢献します

 ★5 

JAPAN WALLは塗り手の感性が生かせるので、多様性が無限

施工性が非常に優れているJAPAN WALLはコテ及びローラーの特性を最大限に発揮できる唯一無二の内装仕上げ塗財です

JAPAN WALL塗り士とは
JAPAN WALL塗り士とは、JAPAN WALLの特性を十分理解した上でコテ及びローラーを自由に使いこなし、内壁に無限の感情を体現できる者をいう。

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株式会社ブルーオーシャン

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